ちゃちゃ(茶々)のいた日  
   
 2001年10月5日生~2023年5月10日死去(21歳7月) 初期作成日:2023年8月(初盆)
  2024年5月10日 一周忌です。
少し所感書きます。
思い出す回数は少し減った気はする。
でも、淋しくなるのは、むしろ強くなるようだ。
「いない。どこにもいない。呼んでも来ない。いなくなった」というリアル感は強烈。
お花は月に2・3度替え、毎日水を替え、お菓子もあげる、ことがつながりの確認
お寺さんに納骨方法を聞いたら、パウダー散骨だという。
ならば、我が家のお墓にお骨壺で納めてあげることにした。
 
ちゃちゃの祭壇
ちゃちゃは骨になって白いメモリアルボックスに入っています。
2023.12.10//月命日
ちゃちゃと大声で呼んでも返事がない。淋しいものです。

ちゃちゃのホームページに触発され、大西光夫もホームページを作成。
EMAIL:oonishi@vns.or.jp

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大西光夫のページ 
     
エピソード1 誕生・・・捨て猫でした。2001年10月5日を誕生日にしました。
自宅近くの道端にダンボール箱に入れられ捨てられていました。生後1週間くらいでしょうか。

色合いが茶色っぽかったから、ちゃちゃと命名。自宅はワンちゃんがいたので、2002年1月から東区のネイバーズ事務所に「もらってくれる人がいないか」と移りました。
もらい手はなかなか見つからず、そのうち情もうつり、21年間をともに暮らしました。事務所スタッフから「みんなは忙しいのに、お前だけ寝ていて!」とよく叱られていました
 
 



2001年12月
 
エピソード2 迷子・・・夏、玄関を開けるのでそこから出て行き迷子になります。一生で3度ありました。
最初は、2002年、マンションの階段に出て、人が来ると上へ下へと逃げ回って、最後は管理事務所に保護された事件。半日ほどの家出(迷子)でした。

2度目が2004年。捜索願いを掲示しましたが、4日間見つからず諦めていました。4日目の夜、真上のお部屋の方から、「何かいるらしい」と連絡があり、お部屋にお訪ねして、「ちゃちゃ」と呼んでみると押し入れから「にゃー」と出てきました。空腹だったでしょうね。

3度目は2008年。家出先は下の階のおうちですが、真下のおうちではありません。家具の隙間に入り、「フー」と吠えてつかませないので、迎えに行きました。2日間の家出でした
 
     2008年夏
エピソード3 介護・・・2年有余の闘病・介護生活
2021年2月食欲を無くし25日検査、レントゲン、血液、MRI、肺の周りに水が溜まり圧迫、原因は心臓疾患。心筋ショックで倒れました。長くないとの診断。
週に2・3回病院で点滴、数種類の薬を毎日朝昼晩飲ませる。なかなか大変です。指サックで防護したり、注射器で口の横から滑りこませてうまく出来るようになりました。

聴診器で心拍数を測り、薬を調整したことが大変効果的で体調が安定しました。2年以上頑張れた要因と思います。

介護看護は、私が現役時代だととても不可能でした。高齢者のペット飼育が問題になっていますが事情よくわかります。
 
     2022年10月誕生日(最後の誕生日)
 
エピソード4 葬送・・・どのようにしてあげるのが幸なのでしょうね。
お寺さんで火葬して頂き、今は、長年暮らしたマンションに戻り、祭壇のメモリアルボックスにおさまっています。
時が来たら、一緒に奈良の先祖のお墓に入ろうかと思っていますが、お寺さんに永代供養して頂く方法もありそうです。
   その他・・・いろいろ
ドライフードしか食べませんでした。肉も魚も食べません。高級缶詰も。不思議です。
掃除機の音が怖くて逃げていきます。布団乾燥機も布団が動くと逃げます。
トイレに入っていると扉の隙間から手を差し込み動かします。意図はわかりません。
風呂は嫌いでした。初めから終わりまで「ウオンウオン」と泣いています。
 
      このホームページはちゃちゃが残してくれた小さな命の想い出です
◆21歳7ケ月のいのちでした。
ほぼすべてボランタリーネイバーズ事務所で暮らしました。2021年2月,食欲をなくし心臓病とわかり、2年余の闘病で最後までがんばりましたが、2023年5月に亡くなりました。心臓が弱り肺の周りに水が溜まる、腎臓・肝臓が機能低下する、体力が減退、感染による膀胱炎で血尿やおしっこが出ないことも、もれてしまうことも。それでも最後まで自分でトイレに行きました。

◆私は、NPO法人ボランタリーネイバーズ理事長を2001年から2018年まで務めました。NPO法人ボランタリーネイバーズは、2001年6月27日設立、ちゃちゃと同い年です。三者は同じ時代を生きました。

◆猫の年齢は、1歳で人間の20歳、以降は1歳を4歳と計算するようです。ちゃちゃは102歳でした。
多忙なスタッフの癒やし役を務め、来客からも可愛がって頂きました。
 
  2001年12月     2001年12月
 
 2001年12月
 
  2001年12月
 
ボランタリーネイバーズ移ってからの写真です。
   
  2002         2002年
 
   
  2009年         2009年
 
 
2011年   2004年
 
2002年
 
2003年
2007年1月 
 
2007年1月 
 
 2007年1月
 
  2007年1月
 
2010年
 
2011年 
 
   
  2004年12月           2004年12月 
    
 
 2004年12月      2004年12月 
    
 2004年12月 
 
  2004年12月 
    
 2009年
 
  2012年
    
2011年
 
2012年
 
 
  2011年     2011年
    
2011年 
 
2011年 
 
    
 2012年1月 
 
  2012年1月 
 
2012年 
 
2012年 
 
 2011年
 
  2011年
 
 
 2012年3月 
 
  2013年3月 
 
 
 2013年5月     2013年5月
 
  2013年
 
 
 2013年 
 
 
 2013年1月    2019年3月
 
 以下、2018年~です。(2014~2017の記録が全く見つかりません)
2018年6月私がネイバーズ理事長を退任し、居所を別部屋に移したのを機に、ちゃちゃもそちらに移ることになりました。
 2019年11月
 
 
  2019年3月
 
 
 2020年11月 
 
  2019年11月 
 
 
 
     
2021年7月     2021. 2
                 ここから発病後
2021年2月22日から食欲なし。25日診察、心臓弁膜症、腎臓等が弱って、肺周りに水がたまっているとのこと。入院し水を抜く。
26日退院。ここから、通院、検査診察、投薬の日々が始まりました。動画が増えました。
 
2022年10月
 
  2021年12月 クリスマス
生涯で食べたものは、およそ9割はドライフード、少し缶詰ですがメーカーや品種(魚OK、肉×)が限られました。鰹節のけずったものは少しかじりました。牛乳・肉・魚は、手で砂かけ動作をします。
菓子類は、あんこ入りお菓子はかじる、クリームはなめる程度はしました

以下、動画
 
動画:2012年3月 元気な頃の
 
 
   
 
動画: 2020年11月この頃はまだ元気でした
 
 
 
 動画:2021年9月 病院帰り歩行鍛錬
部屋がなかなかわからない
   動画:2021年10月 20歳誕生日会
 
 
動画:2022年2月 ベランダで
 
動画:2022年10月 21歳誕生会
2023年5月10日午後8時15分亡くなる
 祭壇・2023.8初盆。
中央の白いメモリアルボックスに入っています
 
 
 
 
  発病(病気の発見)から死去葬送まで・・・
2021年2月25日 数日前から食欲減少、病院で診察、MRI検査。心臓弁膜症で肺の周りに水が溜まる。即日入院治療。
 同2月26日  退院。酸素室の手配。通院して点滴、自宅で投薬。1週間ほどしてやや回復。3月30日水を抜く
 同5月3日  倒れる、泡を吹く。7日聴診器手配。11日MRI検査。自宅で投薬し週1・2回通院点滴。
 同9月7日  ひきつけ起きる。倒れる。
 同10月2日  20歳の誕生日お祝い会。
 同11月30日  血尿。検査、膀胱炎・細菌に感染。膀胱炎はよく繰り返しました。
 2022年1月11日  血液検査。腎臓悪化。週2・3回通院し点滴。
 同2月25日  病気発見から1年。当初は半年持つかどうかだったが。
 同7月9日  血液検査。酸素室撤去(ちゃちゃが入らない逃げ出すので。結局使用しなかった)。
 同10月5日  21歳の誕生日お祝い会。
 同11月14日  血液検査。
 2023年2月13日 足がもつれる。 倒れる。立てない。検査。
 同3月11日  血尿。体調低調。嘔吐や失禁も。以降、 体調回復せず、食欲減少続く。注射器で水や薬や食事。
 同5月4日  検査、血糖値低下。
 同5月10日  午後8時15分死去。11日お寺で火葬。お骨自宅マンションに帰る。
 同6月27日  満中陰49日。メモリアルボックスに入れ祭壇に祀る。
◆2021年2月病気に気づくのが遅れました。半年ほど前から変なうなり声をあげていたのです。

◆最後は投薬中に誤飲し窒息。私のミスを自覚・自責・罪悪感。

小さな命は一生懸命生きようとがんばった。「命」の貴重さ、人の命だけが尊いわけではない。

◆コロナパンデミックやロシアのウクライナ侵攻などもあり、命とは何か、飼い主の責任、人の責任を考えさせられた2年7ケ月でした。ペットは飼い主にすべてを依存。つらいですね。

◆ミスしたことを忘れないために、ホームページを作り、ちゃちゃの記録を残し弔うことにしました。